こんにちは。
今回は名護漁港内に在るお食事処を紹介します。
名護漁港は、当ホテルから車で約15分の場所に在るのですが、その敷地内に漁港で水揚げされた
新鮮な魚を食べることのできる食堂があります。2009年にオープンしたこの食堂は、建物を名護市
が管理し、経営は名護漁業協同組合が行っているそうです。
食堂に入り券売機で食券を購入し、係りの方へ渡すと番号札 (引き換え券) がもらえます。
席に着いてしばらく待つと番号が呼ばれるので、料理を取りに行くというシステムになっています。
お茶や料理の配膳はセルフサービスです。
定食の魚は大きくてボリュームがあるため、男性の方も満足できる量ではないでしょうか。
今回は、『魚のから揚げ定食』 、『マース (塩) 煮定食』 、『お刺身定食』 を注文したのですが、
から揚げは魚に醤油をかけなくても、そのままパクパクと箸がすすむほどしっかりとした味で
美味しかったですよ ☆
観光客よりも地元の人の利用が多く、リラックスした雰囲気の中で食事を楽しむことができます。
また、食堂のある水産物直販所の中には鮮魚コーナーがあり、隣接している建物には
てんぷらを販売している店舗も入っています。
沖縄のてんぷらは、衣がしっかり付いて分厚いのですが、それにソースをつけて食べるのが沖縄風です。
1つ1つが結構大きめで種類も豊富にあり、定番の 「魚てんぷら」 や 「イカてんぷら」 の他に、「芋てんぷら」 、
「モズクてんぷら」 などもあります (てんぷらのみの購入もできます)。
名護市にお越しの際は、漁港でのランチを楽しんでみてはいかがでしょうか。
■ 所在地 : 名護市城3-5-16
■ TEL : 0980-43-0175
■ 営業時間 : 11:00~17:00 (16:30ラストオーダー) ※ てんぷら屋は16:00まで。
■ 定休日 : 年末年始は休みの日も有り (要問合せ)
■ 駐車場有り (無料)
★ ☆ ★ 関連記事 ★ ☆ ★
■ 2012年 名護ハーリー大会 (2012年8月24日投稿)
こんにちは。
今回は、当ホテルから車で約20分の場所に在る 『万国津梁館 (ばんこくしんりょうかん)』 を紹介します。
万国津梁館は、九州・沖縄サミット (2000年7月に開催) のG8首相会合に合わせて建設された
コンベンション施設で、現在はザ・テラスホテルズ(株)が指定管理者となっています。
施設の名前の由来は、かつて首里城正殿の梵鐘 (ぼんしょう) に刻み込まれていた 「万国津梁」 という
文字から取ったらしく、この 「万国津梁」 という言葉には 『世界の架け橋』 という意味があるそうです。
建物は、伝統的な 「琉球赤瓦」 や珊瑚礁からできた 「琉球石灰岩」 の壁面 、琉球和紙の1つである 「月桃紙」
を活かしたシャンデリアなどで空間が形成されており、植栽もヤエヤマヤシやガジュマルが配置されているなど、
施設全体に 「沖縄らしさ」 を感じることができます。
敷地内には、会議用ホールやラウンジ、カフェなどが点在しており、会議や企業展示会、フォーラムなどの
MICEの他に、2007年からはリゾートウェディング施設としても利用されています。
※ MICE (マイス) とは ・・・
企業などの会議 (Meeting)、企業などの行う報奨・研修旅行 (Incentive Travel)、国際機関・団体・学会などが
行う国際会議 (Convention)、展示会・見本市・イベント (Exhibition/Event) の頭文字のこと。
多くの集客交流が見込まれるビジネスイベントなどの総称。
会議などの予約が入っていない日は、無料で施設の一般見学が可能で、大会議場の 「サミットホール」 や
「オーシャンホール」 、施設の外側から窓越しに 「サンセットラウンジ」 などを見ることができます。
特に大会議場の通路越しの大きなガラス窓から見える名護湾の景色は絶景で、エメラルドグリーンの
美しい海を間近に感じることができます。
また、オーシャンビューのカフェテラスでは、オリジナルの 「サンゴ島ワッフル」 や 「黒糖アイスラテ」などの
メニューがあり、美しい景色を眺めながらゆっくりとした時間を過ごすことができます。
『万国津梁館』 は、静かな雰囲気や時間の中で沖縄を感じたい、ゆとりのある観光コースを組み旅行を
楽しみたいとお考えの方におススメの場所です。
■ 所在地 : 名護市喜瀬1792
■ TEL : 0980-53-3155
■ 施設見学時間 : 9:00~17:00 (最終入場16:30)
■ カフェテラス営業時間 : 10:00~17:00 (ラストオーダー16:30)
■ 駐車場有り (無料)
■ ホームページ : http://www.shinryokan.com/index.jsp
※ 会議など予約の入っている日は見学できないこともあるようです。詳しくはホームページをご確認下さい。
■ 参考資料
・ 産経新聞メディックス (2000) : 2000年九州・沖縄サミットガイド: ミレニアム開催記念完全版
・ 福田俊次・古波美江子 (2000) : 九州・沖縄サミット主会場 「万国津梁館」 建設工事、ランドスケープ研究64(1)
・ 観光庁ホームページ : http://www.mlit.go.jp/kankocho/shisaku/kokusai/mice.html