こんにちは。
本格的な冬の気候になりました。
この時期、沖縄旅行へ来られるお客様より多く頂く問い合わせが服装についてです。
沖縄の気温は、日中は太陽が出ていると暖かく15℃以上になりますが、それでも海風が
強く冷たいため寒さを感じます。早朝や夕方から夜にかけての時間帯は、冷え込みます
ので厚手のコートやジャケットが必要です。
今回は、この一番寒くなる時期に沖縄で食べられている 「ムーチー」 についてご紹介したいと
思います。ムーチー (鬼餅) とは、餅粉で作った餅を月桃の葉 (沖縄の言葉でサンニン) に
包んで蒸したものです。沖縄では旧暦の12月8日前後 (今年は1月19日) にムーチーを作って、
家族や特に子供の健康、長寿を祈願して食べる習慣があります。
また、子供の年の数だけムーチーを縄ばしごのようにヒモでしばってつるします。
餅はシンプルな白餅や沖縄らしい味付けの紅芋、黒糖、シークヮーサーなどがあります。
月桃はショウガ科ハナミヨウガ属の多年草で独特の香りがあります。
月桃の葉からはエッセンシャルオイルが取れるのでエステに使用されたり、防虫・防カビ・抗菌作用が
あるため消臭剤や防虫剤に製品化されています。
ムーチー作りのためにスーパーなどで月桃の葉が売られているのですが、地元では家の敷地内に
生えていたり、山や周辺に生えている物を収穫し利用します。
【ムーチーの作り方】 ※ 分量は適量です。
◇ ◇ ◇ 材 料 ◇ ◇ ◇
・ 餅粉
・ 砂糖、又は黒糖をお好みで調節
・ 月桃の葉
・ 水
① ボールに餅粉と砂糖 (又は黒糖) を入れ、少しずつ水を入れ、耳たぶくらいのやわらかさになるまでよくこねます。
② ラップをして冷蔵庫で30分から1時間ほど寝かせます。
③ よくこねた後、適当な大きさにして細長く形成し月桃の葉の中央に置きます。
葉の両端を折り曲げたたみ、左右も折り曲げてたたみヒモでくくります。
④ 蒸し器に並べて30分蒸して出来上がりです。
今回は、簡単にレシピを紹介させて頂きましたが、周辺の 『道の駅 許田』 や
ファーマーズ・マーケット 『はい菜やんばる市場』 でもムーチーが販売されていますので
旅のおやつに食べてみてはいかがでしょうか。
ムーチーを食べて健康・丈夫な体で気をつけてお過ごしください。
・ 当ホテルから車で約10分
・ 所在地 : 〒905-0011 沖縄県名護市宮里4-6-37番地
・ 電話 : 0980-50-9885
・ 営業時間 : AM9 : 00 ~ PM7 : 00
・ 定休日 : 正月3日間・旧盆・生産者大会の年間5日間
・ ホームページはこちら
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■ 「道の駅 許田」 (やんばる物産センター) (2012年3月21日投稿)